ご成人、おめでとうございます。
黒貂之裘といいましょうか、高価なデザインの振袖は黒地に赤や白といった牡丹や藤に水仙、蘭が施されており、粋で二十歳の若さと強さを醸し出すような雰囲気の振袖でした。
御本人にとってもお似合いな振袖。
振袖に合わせて、黒貂之裘という高貴な方がお召しになられるイメージを描いて、葡萄鼠色と深紅のリボンに水引と組紐を合わせました。
リボンとは対象に金箔葉に羽を組み合わせ華やかに飾らせていただきました。
黒貂之裘というくらい、高貴な雰囲気に仕上げさせていただきましたが、二十歳とは思えない貫禄とカッコ良さでとてもお似合いでした。
銀糸で織られた袋帯は、牡丹に菊に福寿草のお花柄が施された素敵なデザイン。
お時間がなく全身のお写真が撮れなかったのが残念でしたが、とても粋でカッコ良く仕上げられました。
とてもお似合いで素敵な振袖姿でした。
ご成人、おめでとうございます。