数ヶ月前、お母様がひっそりとご来店されたあの日から、物語は始まっていました。
「火曜日なんですけど、娘の卒業式をお願いできますか…?」
一生懸命なその姿に、迷わず「定休日でも、喜んでお手伝いさせていただきます!」とお答えしたのを覚えています。
今日のために、ご本人はSNSを駆使してスタイルを探し、数日前にはヘアカラーの調整にも来てくださいました。
サーモンピンクの振袖に、真っ白な袴、そして金色の帯。

計算し尽くしたピンクのボブは、まさに主役の輝きでした。
一番のドラマは、ご持参いただいた「レースの髪飾り」。
SNSを駆使して探したスタイルというご本人の努力がめちゃくちゃ伝わってきたので、どうにかしてあげたい!
ご用意させていただきました!

ピンクのボブに全体にウェーブにしてレースで華やかに。
「お店の飾りがいい」と仰るお客様でしたが、ご用意された背景を思うと、どうしても無駄にしたくありませんでした。
そこでご提案したのが、重ね襟にレースを添えるアレンジ。
「えぇっ!可愛い!」
その一言と、お母様の安堵と喜びが混じった涙。

準備期間が長かった分、感動もひとしおでした。
お母様、お嬢様。素敵な時間をありがとうございました。
新しい一歩が、輝かしいものでありますように!
ご卒業、
おめでとうございます!